精霊船用「みよし」の製造販売 |
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弊社では、毎年期間限定で精霊船用の「みよし」の製造販売を行っています。(5月よりご予約開始)
「みよし」とは、精霊船の先端にあるラッパ状の船首部分を指し、1本の孟宗竹を均等に割り、放射状に広げ、あらかじめ用意しておいた竹の輪を用いてしっかりと熟練した職人が組み上げていきます。
■参考価格(みよし骨組のお値段)2024年度
サイズ |
お値段(税別) |
90cm |
19,663円 |
1.2m |
23,595円 |
1.5m |
39,325円 |
1.8m |
55,055円 |
2.0m |
62,920円 |
2.5m |
94,380円 |
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※「コモ巻仕上げ」「麻布巻き仕上げ」、「鏡の文字入れ」等は別途追加料金が必要になります。
※サイズは、ラッパ状の部分の縦の部分の長さになります。
※参考として、船本体の長さが1間(1.8m)の場合で1.2m〜1.5mの「みよし」をご使用されています。
※1.5間(2.7m)の場合で2.0m、2間(3.6m)の場合で2.5mのサイズのご使用をお勧めします。
※大村本社渡し価格のため、配達をご希望の方は別途送料が必要になります。(3,000円〜12,000円) |
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ご注文・お問い合わせは「大村本社」にて受け付けております。(長崎県内のお客様のみ)
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〜豆知識〜
精霊船本体の先から前に出ているラッパ状の船首の部分を「みよし」、みよしの先頭にある文字の部分を「鏡(かがみ)」と呼びます。みよしの骨組みの周りにコモやゴザ、麻布などを巻き、仕上げに各家庭で花飾りなどの装飾を行います。
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精霊流しとは・・・ |
精霊流し(しょうろうながし)とは、「死者の魂を弔って送る行事」のことで、全国各地でお盆に行われる伝統行事の1つです。初盆を迎えた故人の家族らが、盆提灯や造花などで飾られた精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる船に故人の霊を乗せ、流し場と呼ばれる終着点まで運びます。精霊流しという行事は全国に様々ありますが、長崎の精霊流しは各地の風習とはかけ離れて豪華で賑やかな独特の発展を遂げており、長崎の観光の1つとして全国各地から毎年数多くの人々が訪れています。
8月15日の夕刻から開催され、爆竹の破裂音・鉦の音・掛け声が交錯する喧騒のなかで行われるため、その雰囲気から「お祭り」と誤解されることも多々ありますが、あくまでも故人を追悼するための仏教行事の1つです。
精霊船は山車を連想させる華美なものであり、1隻で数百万円の費用を掛けて製作される方々もいるそうです。 |
「精霊流しの様子」
「火柱を上げる爆竹 その2」 |
「火柱を上げる爆竹 その1」 |
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「ライトアップすると超きれいです」 |